Hydro-Québec 電気代節約チャレンジ結果報告

こんにちは!ケベック州の電力会社(Hydro-Québec)による冬の節電チャレンジが無事終わりました。私たちがいくら節約できたかと言うと、、、 この4か月間で$94.11なので、約9500円!1万円には届きませんでした。イベント期間中の平日の極寒日(マイナス20度くらい)の朝と夜のうち、ピーク時間として最大100時間電気を使うと何倍もの電気代が請求されるとありましたが、イベント最後の3月は1日あったかな?ぐらいでHydro-Québecは、最後消費者に余った分意地悪するのかな?と心配していましたが、今期は85時間だけでした。 ちなみに、このチャレンジ期間中(2021年12月~2022年3月)の私たちの電気代は、393.67CA$でした。約4万円です。それプラス、電気使用量を抑えてガス暖炉を使っていたのでガス代もありますが、大きなタンクで契約しているので計算できませんが僅かです。 来年ももし大人2人の生活なら参加してもいいかなと思ってます。😄

事実婚って何?結婚と実際どう違うの?

こんにちは!ケベック在住Harupakaです。今回は私たちが選んだ事実婚について、なぜ選んだか等私の視点をお話しします。 まず、結婚が多くの日本人の人生の夢の一つであると思います。私も漠然と大きくなったらいつか誰かに出会って、結婚して…となると思っていました。(そこまで深く考えていなかったけど、当たり前の認識として) なぜ結婚じゃなくて事実婚?心の変化 事実婚なんて言葉、私の頭の中にはなかったし、私の親族にも友達にも誰も事実婚を選んでいる人はいなかったです。彼に出会って、始めて事実婚という言葉が私の人生に入ってきました。 日本でカップルなのにいつまでも籍を入れないままでいると、周りから「いつ結婚するの?」と質問攻めにあう事でしょう。私の場合は、幸い私の両親は驚くほど簡単に受け入れてくれて親を説得するという障害はありませんでした。その代わり、新卒で勤めていた会社の先輩や上司たちがいちいちうるさかったです。(これも日本に住むのを辞めた理由の一つです。) その背景として、日本では結婚したくない男性(一般的に女性の方が結婚願望強そうなので一般論として男性と書きました。)は、異性にだらしのない、責任を背負いたくない、本気じゃないみたいなイメージがあるからだと思います。 私の彼は私たちが今住んでいるフレンチカナダと呼ばれるケベック州出身の、フランス語がネイティブの人です。フレンチカナダと呼ばれる地域だからか、フランスの影響が多かれ少なかれあります。フランスは特に事実婚が進んでいますよね!ケベック州も彼の両親を始め、彼の親戚みんなほとんどが事実婚です。そりゃ周りの家族が事実婚の環境で育ったら、結婚なんて契約しなくてもいいっていう意見になるのも分からなくもないですよね。彼の育った環境を知ることで、多くの日本人が結婚しない人に抱くような不安要素を払拭でき、それにより彼の意見を尊重し事実婚でもいいかと思い始めました。 最初は、殆どの女性がしているように白いきれいなドレス着て、自分が主役のパーティーをいつかできるのかなと漠然に思っていましたが、彼は結婚なんて意味がないという考えの人です。私の中に日本人としての結婚という夢と、結婚が私の人生に訪れないのかもという葛藤が生まれましたが、遠距離恋愛を経ていたので、結婚という契約よりも彼とずっと一緒にいることが私の欲しいことだと分かってきたのも、新しい概念を受け入れられた要因かなと思います。 それに彼と話し合って、指輪やたった一日の結婚式に莫大なお金を使うんじゃなくて、毎日使う自分たちが住む家の家具や電化製品にお金を掛けようと決めました。今回5月にカナダで初めて義実家から独立して家具や電化製品をじっくり選んで買いましたが、2か月で200万円強それらに使いました!「20万円ね、OK!」という会話を何度か繰り返し、きっと今後の人生でもう二度とない散財期間でした。(クレイジーになるところだった!)結果住みやすい暮らしが送れているので、この決断にとても満足しています。こういった金銭的価値観が自然に合ったのも事実婚で落ち着いた要因のひとつです。おそらく皆さんの参考になりませんが「彼とだから」という点も大きいのかもしれません。 それにそもそも私が現実主義なのか、ずっと「なんで結婚指輪は男性が買って男性が女性にプロポーズするんだろう?」と疑問だったし男女対等な考えの私にはそもそもそういった絵にかいたようなロマンチックなものが合わないのもあります。だって男性が買った指輪をして、男性にプロポーズしてもらってだと既に男女関係は平等じゃないところから始まっているので、その後の夫婦生活も少なからずそういった力関係になるんじゃないかなと。うちは殆ど平等です。財布も別々でお互い半分ずつ家の事にお金を出しています。多少家事の得意不得意はあるので、得意な方がそれぞれ補い合うことで成立しています。唯一車は彼が通勤で必要だったので彼が全部車種も選んだし、お金を払っています。ただ休みの日に二人でお出かけする際は、車を出してくれた代わりに私がランチを奢ったりして感謝を示すことも忘れないようにしています。欲しいものは自分で稼いだお金で買いたいし、自分で稼いだお金で私の大切な人たちを喜ばせたい!と言うのが私の人生の楽しみかな。 …