こんにちは!ケベック在住Harupakaです。日本語の先生をしていて、大体の先生が「げんき」を使っているとおもいます。私もたまに教科書を使うなら、「みんなの日本語」より「げんき」派(絵がかわいいから)なのでげんきを使いますが、一つ疑問に思っていることが。 「晩ごはん」と「夜ごはん」、普段どっちを使いますか?私は今まで生きてきた中でいつも「夜ごはん」派で、「晩ごはん」をあまり使ったことがないなぁと思います。 個人的に、男性が「晩ごはん」って言うのは抵抗がありませんが、女性の場合、言葉遣いが悪い印象があるような気がします。でもカナダに住んでいてもうここ2年以上、両親と電話で話す以外、殆ど日本語のネイティブの方と日本語で話したことがありません。いつもカナダ人の彼や、私の日本語のレッスンの生徒たちとしか日本語で話していないから何が日本での普通だったかが分からなくなる時があります。。。 さて、そして私の感覚的に「晩ごはん」はちょっと荒っぽい言い方という認識があって、でも「げんき」には結構初めのチャプターに「晩ごはん」って表記があり、殆どの日本語学習者は「げんき」を使っていることからみんながみんな「晩ごはん」を使っています。 私のレッスンではもちろん私が正しいと考えるものやことを教えるので、毎回毎回私なりのこういった「晩ごはん」と「夜ごはん」の違いを上で述べたように説明しています。 私の認識、間違っていたらご教示いただけますと幸いです。もし合っているとするなら、なんで「げんき」は「晩ごはん」を選んだんだろう? 愛知県出身の私ですが、最近「とごる」という動詞が愛知県と三重県でしか使われていない動詞だという記事を読みビックリしました。てっきり標準語だと思っていたので!なのでもしかしたら方言的な違いかもしれないと気になっているので、知れたら嬉しいです! ちなみに、「とごる」は液体の中に入っている粉末が、うまく混ざっていなくて下に沈殿していることを指します。 「とごっとるで混ぜやぁ~!」(実家に帰るとこんな感じで話すかな!) =「うまく混ざっていなくて沈殿しているから、混ぜたらどう?」 …
【Preply】新しい機能 サブスクリプションとは?
こんにちは!ケベック在住Harupakaです。今回はPreplyの新しい機能、サブスクリプションについて書きたいと思います。 私は2020年9月頃から今のところ、Preplyでは新しい生徒を受け付けていないので私自身このサブスクリプションの生徒はいません。みんなパッケージレッスンの生徒だけです。 今回は私の経験を書くのではなく、Preplyに質問したり、Preplyから他の先生にもきっと届いていると思いますがニュースレターに書いてあった内容を基に、日本語でのまとめみたいな感じで書いていきます。 サブスクリプションとは? 2021年5月現在、ごく限られた新しい生徒だけで試用が行われている、Preply上の一つのレッスンの受け方だそうです。試用であって、このサブスクリプションがずっと続くものかはまだPreplyも分からないとの事。たくさんPreplyに質問してみました。そしてたくさん質問した翌日、Preplyからアナウンスメントみたいなメールを貰ったので、きっと皆さんも受け取っているのかな?と思います。 先生目線の大きなサブスクリプションとパッケージの違いは? 1. パッケージレッスン サブスクリプション レッスンの長さ …
今日は何をしましたか?
こんにちは!ケベック在住Harupakaです。 日本語の先生をしていて、生徒の日本語の回答で、文法的に間違えではないけどなんかすっきりしないなぁ…と思う回答があります。 それが、「今日は何をしましたか?」という問いに対する、 「働きました。」という回答。 日本語の先生の方、または日本語のネイティブの方、自分が「今日は何をしましたか?」と聞かれてどうやって返事しますか? 私だったらこの場合「仕事をしました。」って返すなぁと思い、「働きました」って返さないなぁとずっと考えていました。 自分なりに何日か考えた結果、私だったら「働きました」と返す時はその相手と会話をあんまり続けたくない時、会話のシャッターを早めに下ろしたいときに使うかなと思い、今はそうやって説明しています。 働くって言ったら、お金をもらっていなくても極論家事も「働く」の一部だし、なんか当たり前の事をわざわざ言っている気がして「働きました」と答えるときは鼻に着くような返事かなという印象があります… でもそんなこと言ったら仕事はどうなるの?と文法的に考えるとぐるぐるして決着が尽きません。考えすぎて分からなくなってきました。 生徒には、上に書いたように「私だったらこういうかな…」と今のところ説明していますが、こうもやもやしているのは私だけでしょうか? …
Preply 生徒が違うアカウントで予約してきた!
こんにちは!ケベック在住のHarupakaです。今回は、最近の出来事ではないですが以前私に起こった不幸な出来事とその対処法をシェアします。 同じ生徒とまたトライアル? 私の場合、最初にトライアルしたアカウントは生徒のお母さん名義だったらしく、お母さんのアカウントでトライアルをした数日後、別の新しいアカウント(生徒自身の名義)でまたトライアルの予約が入りました。最初は名前が違ったこともあり同じ人だとは気づきませんでしたが、メッセージをくれて名乗ってくれたのでそれが分かりました。 これがitalkiだったらトライアルは30分だし、きちんとお金も支払われるのであまり問題ありませんが、Preplyのトライアルはご存じの通り教師は実質無料でしなければいけません。 Preplyについて初めてこの記事で読む先生方の為に、念のため注釈をつけておきたいのですが、生徒側はトライアルでもレッスン料を支払っています。ですが、Preplyが手数料として100%を取ってしまうため、我々先生の手元には1円も入って来ません。 しかし生徒の中には、Preplyの「最初のトライアルの先生が気に入らなかったら新しい先生とのレッスンを無料で受けさせてあげる」という生徒目線には優しいプロモーションがあり、それを悪用している人も少なからずいるのです。 なので、あたらしい生徒が100%純粋な気持ちでトライアルを受け、レッスンを今後続けようと考えているのか、それともPreplyの制度を悪用して1時間分の値段で例えば先生3人(3時間分)などのレッスンを受けようと考えていて運悪くあなたを選んだのかは時間が経たないと分かりません。 発覚してから最初に取った行動 同じ生徒から違うアカウントでトライアルが入った際、まずサポートに連絡してどうしたらいいかメッセージを送りました。が返事が返ってきませんでした。 気づいた時点から2日先レッスン(例えば、水曜日の夜にブッキングが入り、金曜日の朝のレッスン)でしたが、Preplyのサポートがサポートしてくれなかったのでしょうがないからやりました。 …
たった1つのバイリンガル・トリリンガルになる速い方法
こんにちは!ケベック在住Harupakaです。 今回は、私がどうやって日本語・英語・フランス語のトリリンガルになったかについて書きたいと思います。今バイリンガルやトリリンガル(トライリンガル)になれるように頑張っている方の参考になれば嬉しいです。 トリリンガルだからと言って、3か国語全部がネイティブレベルだという訳ではありません。英語は中級以上上級に入れるか入れないか位で日常会話もお店へのクレームも問題ないレベルです。フランス語は中級以上で日常会話は問題なく、銀行やカナダ政府との電話などで英語を使わず一通りフランス語で意思疎通ができます。またフランス語のラジオなどの聞き取りも80%くらいは問題ありません。日本語のレッスンは基本的に英語とフランス語でやっています。 まず、前提として、日本語は私の母国語です。大学2年生になるまで一度も海外に行ったことがありませんでした。大人になってから(大学で)英語を取得しました。中学校の義務教育から10年掛かってやっと話せるようになってきました。フランス語はほとんど、モントリオールに移住して通った語学学校で、たった7ヶ月で今のレベルに達しました。ワーホリ中少しかじりましたが、4年のブランクがありました。ここケベックでは「フランス語を話せないと人生詰む」と思って焦っていたのでおかげで吸収が凄く早かったです。 一番早い上達方法 私の失敗から言えること これは、その言語で「喋る」に限ります。 何度も聞いたことがあると思いますが、これしかないと思っています。今この記事を見ているということは、きっと悩んでいるからでしょう。 大体の方が一番に英語を学んでいると思います。英語を勉強し始めて何年目ですか?小学校や中学校の義務教育の英語の授業から数え始めて、例えば20代の方なら10年位経った今、英語を話せていますか? ほとんどの人が出来ていないと思います。私もそうだったからです。単語を単語帳で覚えて書いてはよくしていると思いますが、口を動かしていますか? …
会話のタブーな内容
こんにちは!ケベック在住Harupakaです。 今回は、私がアメリカ留学やカナダ移住等を通して学んだ、オンライン日本語教師以前に、違う国の人と話す際に避けるべき内容や言葉をシェアします。私の主観もちょっと入っていますので、悪しからず。 オンラインで日本語を教えていると、相手は大体日本人以外ですよね。なので、日本ではやりがちなことも、意識して止めなければいけないときもあります。(日本でもできれば避けた方がいいのかな?とも思いますが…) タブーな会話 1. 恋愛事情 初対面で聞くのは絶対にやってはいけません!初対面でなくても、自分からは絶対質問しません。相手が自分で話したいタイミングを待ちます。日本人の方と話す時もそうしています。 小学校や高校生の学生であっても、私からは質問しません。また、学生なら友達のことも質問はしません。常に、相手が話したいなら聞くという姿勢でいます。 そして、世界的に最近オープンになり始めてきた、LGBTQの方ももちろんいます。日本ではそんなにオープンにしている人が少なかったこともあり、相手がそうだと分かったとき、慣れていなくてどう反応していいか困る方もいらっしゃる方もいるかと思います。結論は「なにも特別な反応をしない」ことだと思います。LGBTQでも、そうでなくても同じ反応をしましょう!イギリスやアメリカに留学して初めてそういった方たちと触れ合う機会がありました。それらの経験で学んだことは、LGBTQは性格の様なもの。なので、日本語のレッスン中で言えば、例えば男性の生徒が、「私」を一人称で使う場合、男性ならその人の性格によって「僕」「俺」「私(公的な場ではみんなこれだけど日常会話では性格が表れる)」の使い分けができるよと教えています。また、男性の生徒が「旦那」や「彼(氏)」と言ったときは、「奥さん」や「彼女」と訂正するのではなく、生徒が使った言葉(今回の例でいうと「旦那」や「彼」)の意味を確認するようにしています。きちんと意味を分かって使っているならそれでいいし、言いたかったことは別で本当に間違えて使っている場合もあるので、生徒の意図に合った言葉が使えるようにお手伝いをするようにしています。 2. …