こんにちは!ケベック在住Harupakaです。今回はすっかり存在を忘れていた、日本語の先生を見つける前に「副業」と検索して出てきてやってみた写真を売るお仕事について紹介します!
サイトの名前はずばり「EyeEm」
モントリオールに移住して、語学の壁から自分の人生が終わったと思っていた移住直後について、色んな記事で呟いていますね。何も一人でできなすぎて悲しくて精神的に病んでいた日本語の先生を始める前の私がとりあえず一生懸命やってみたのが、このEyeEmというサイトに自分が撮影した過去の写真をアップするという作業です。
運が良ければ、自分の写真を世界中の誰かが買ってくれるよというサイトです。ちょっとインスタみたいだけど、インスタと違うのは写真の使用権の販売ができるところです。
よくニュースの記事を読んでいるときにGetty Imageという言葉を目にしませんか?EyeEmは、独自のEyeEmマーケットに加え、あのGetty Imageと提携していて、私みたいに素人が取った日常や旅行の写真も、あわよくば使用権を売ってしまおう!みたいなところです。(めちゃめちゃ簡単に言うと。)ちなみに、「The EyeEm Collection at Getty Images」という名前のマーケットだそうです。
権利について簡単に!
写真の所有権はずっと私のままです。EyeEmで売るのは、私の撮った写真を、他の人が使う権利(使用権)です!
なので、EyeEmで使用権が売れたとしても、自分も例えば自分のブログ等で使い続けることができます。
1年ぶりにEyeEmからメールが!
このメールを受け取って、笑いました。彼にも転送して、彼も笑いました。
遂に!私の写真に買い手が現れた!というかすっかりこのサイトのこと忘れてた!しかも8円って!
私が人生で初めて、自分で撮った写真でお金を稼いだ瞬間です!1年掛かって8円稼げました!笑
そして数時間後同じメール?!
どういうことか分かりませんが、同じ写真が売れた!というニュースがもう一件来ました。でもよく見ると、値段が変わってる!合計、$9.72(約972円にしましょう)稼げたみたいです。
10USD以上売り上げないと引き出せない
ので、残念ながらまだ私はお金の引き出しができていません。いつになるか分からないけど、気長に待ちます。
取り分はどれくらい?
過去12か月分の総額売り上げに対して、License Revenue Shareの割合が変わってきます。私は今回が初めての売り上げだったので、Level 4の、売上総額に対し25%しか貰えません。売れば売る程自分の取り分も増えるんですね!
Payout Level | Payout Level 4 | Payout Level 3 | Payout Level 2 | Payout Level 1 |
---|---|---|---|---|
Revenue Threshold | $0 – $299 | $300 – $2,999 | $3,000 – $6,999 | $7,000+ |
License Revenue Share | 25% | 35% | 45% | 55% |
いいねが多い方がいいの?
「いいね」の数は、売り上げに全く関係ないみたいです。EyeEmは元々、インスタみたいな写真を共有するSNSとして始まり、後付けで写真の使用権(ライセンス)の販売という機能が付いたみたいです。
どんな写真でも使用権販売の対象になるの?
いいえ、きちんと審査があります。
どんな写真でもEyeEmのあなたのページに投稿することは可能です。しかし、使用権の販売の対象になるのは、EyeEmの審査に通ったもののみです。いくつか段階があるので見てみましょう。
1.アップロード直後
右側に表示されているように、写真をEyeEmに投稿した直後はUnder Reviewになっています。これはまだEyeEmによって審査されていないので使用権販売の対象になるかならないか、待つしかありません。
上の写真の後日談
後日、この写真にはマーケットに出せないという判断が下りました。何が選ばれて、何が選ばれないかはたまに自分の想像を超えるので、とりあえずたくさん写真をアップするといいです。世の中にどんな需要があるか分かりませんからね!
2.On Marketに変わったけど…
こちらの写真は審査され、一応マーケットには出回り始めたそうです。
しかし、「Editorial Use: Ok」、「Commercial use: Needs property releases」となっています。Editorial Useと、Commercial useの違いについては、後に説明いたします。
この写真の場合、現段階ではEditial Useのみ承認されていて、どうすれば、Commercial useもできるようになるのかというと、写真に写っている物の所有者に、その人の名前・住所・電話番号など、写真の使用権を認めるという旨の書面を送ってもらう必要があります。
この写真のきっとトラックのコンテナについて写真を使っていいかどうかサインをもらわなければならず、ただ車から見えた風景を撮っただけなので誰がコンテナの持ち主か分かりません。
従ってこの写真の商業的可能性はここでおしまいです。Editrial Useのみで写真の使用権が販売できます。
3.On Market
2番目とはまた違うタイプで、「Editorial Use」も「Commercial Use」もOkの場合です。この写真はただのOn Marketなので、EyeEm独自のマーケットのみで販売されています。Getty Imageではありません。
4.Selected for Partner Collection
Selected for Partner Collectionに選ばれた写真については、下の写真の様に、EyeEmからメールでお知らせが来ます。
Selected for Partner Collectionって?
はい、これこそが、EyeEmがGetty Imageと提携している「The EyeEm Collection at Getty Images」のことです。Gettyのマーケットに載る写真は、限られています。私は今のところ550近い写真をアップして、EyeEmのマーケットに乗っていますが、うちGetty Imageに載っているのは160くらいでしょうか。大体スマホで撮った写真です。なので写真が「The EyeEm Collection at Getty Images」に選ばれるとこうしてEyeEmからおめでとうメールがやってきます。
でもこれが来たからって写真が売れる保証はありません。
「Editorial Use」と「Commercial Use」の違いは?
まず、Editorial UseのみOkの場合は、「model release」という写真の中に移り込んでいる人や物の所有者の許可なしの場合必ず承認されます。このEditorial UseのみOkの写真は、購入者からすると、とても限られた条件の下でしか使えません。例えばブログで記事を書くのはいいけど、看板広告や駅のポスターなど商用としては使用できません。
反対に、Commercial UseもOkの場合は、必ずEditorial UseもOkな場合です。Commercial UseもOkだと、先ほどのEditorial UseのみOkの写真ではできなかった、看板広告、駅のポスター等商用の使用ができるようになります。
[追加]また売れた!
また同じ写真が売れた様です!いったい誰が買っているのかは見ることができませんので同じ人が買っているのか全く分かりませんが、また同じ天橋立の写真が売れた様です。
稼ぎは安定していないので、私の場合は望みの少ない副業ですが、時間があるときにパソコンのデータの中に眠っているだけの写真でいつか10ドル(約1000円)稼げたらラッキーじゃないですか?なので、時間があって、写真のデータがたくさんある方は、EyeEmの登録をしてみてもいいかもしれませんね!
ちなみに私の何も参考にならないEyeEmのアカウントがこちらです↓
https://www.eyeem.com/u/sunnydays24
最後までお読みいただきありがとうございました!
ご縁がありましたら、次の記事でお会いしましょう!