カナダ, 妊娠・子育て

出産!

予定日の 翌日、 朝方3時。 それまで 普通に 寝ていたら 急に おしっことは 違う ところから お水が 出てくるのを 感じて、 全然 止まらなくて 破水だと わかりました。

最近私がいびきをたまにかき始める😪💤ということで、破水直前までは彼と同じメインベッドで寝ていましたが破水の時は別の部屋のベッドで寝ていました。なのでメインベッドが汚れなくてセーフ😉!急いで彼を呼んで起こして、私は止まらない水に戸惑いながらとりあえずトイレの便座に座って、寝ぼけ半分で起きた彼が病院に持って行く荷物の最終準備やら出掛ける準備を急いでして、私は水が止まらないからそのままトイレから動けず。すぐに彼が病院に破水した旨を電話して色々な質問に答えて、破水した水は止まらないことが分かったので大きめのパッドを付け私もパジャマからスカートに着替えて、水と血が目立たない黒っぽいバスタオルを車の座席に引いて急いで病院に向かいました。

破水した時、まだ陣痛もなにもなかったので寝返りを打ったら急に破れた感じです。車に乗っている最中、生理痛のような痛みがほんの少しだけ出てきましたが、全然普通に話したりできました。

病院に着いて、出産する病棟に向かいます。車椅子はいるか聞かれましたが、運動を兼ねて私はゆっくり歩いて行きました。車椅子の方が断然早かったけど🤣

そして本当に破水なのかチェックしてもらい、破水だったので出産部屋に通されました。この出産部屋で赤ちゃん👶が産まれるまで過ごします。完全に私たちのプライベート空間です。

分娩台が真ん中にあって、プライベートトイレとお風呂が付いていました。

このお風呂は陣痛の痛みに耐えている間痛み緩和のために勧められて使いました。相変わらず痛かったけど!

朝7時頃かな?病院の朝ごはんが配られました。基本的にお母さんのみです。余りがあったらお父さんにも欲しいか聞かれるけど毎回じゃありません。

コーンフレークとその牛乳と、薄いトースト🍞2枚(日本のトーストより小さい)とそのジャム🍓、デカフェのコーヒー☕️、チーズ、りんごジュース🍎でした。コーンフレークは付属の砂糖を入れないと味がなくてまずかったです。笑

病院の朝ごはんはこんな感じで毎日りんごジュースがオレンジジュースになるくらいで代わり映えがありませんでした。でも出てくるだけありがたい。

朝ごはんを食べ終わって、朝8時くらいに陣痛促進剤を入れました。ここからが私の地獄の始まり😱30分後くらいから効き始めて、くっそ痛かったです。助産師Hisakoさんの動画で観たんですが、促進剤を入れて、自然陣痛に上乗せされて促進剤による陣痛が過剰に強くなるお母さんもいるらしいです。私これだったと思います。だってくっそ痛かったもん!!

朝8時半から結局午後3時にやっと無痛分娩の注射をして貰えるまで7時間程耐えました。注射も効いてくるのに30分くらい掛かりました。無痛分娩の注射をする少し前にも、陣痛促進剤をさらに足さなければならず死ぬかと思いました。

そんな中病院のランチが出てきました。でも陣痛が痛すぎてほとんど食べられず、結局私はほぼ朝ごはんのみのエネルギーで出産を迎えました!

地獄の陣痛中は呼吸を整えて、陣痛の波が来たら彼に痛みを紛らわせるために右手の親指と人差し指の間を強くぎゅっと押してもらって乗り切りました。彼も手が疲れたみたいです😵‍💫

無痛分娩の注射💉が効いてきたらさっきまでの陣痛地獄がうそのように楽になって行きました。でも陣痛が来ている時は痛みは無いものの、子宮が収縮しているのを感じました。

無痛分娩といえども、陣痛が強くなって、波に乗るまでは耐えなきゃいけないんですよ!

無痛分娩の注射が効いてきてその2時間後くらいからいきみを開始しました。いきみ方が思ってたのと違ったので聞いてください!日本のドラマとかで見ていたいきみ方は、分娩台に足を置く場所があって、妊婦さんがそこで踏ん張るというものでした。でも私はそういう踏ん張り方をしませんでした。

私の右脚を彼が。私の左脚を彼のママが。彼のママは私が良ければ立ち会いたいとのことだったので、何度もあるイベントじゃないし、日本には温泉文化があって裸の付き合いもそこまで苦ではなかったので「いいよ!」と言って参加してもらいました。彼と彼のママがそれぞれ私の脚を持ち、陣痛の波が来る時に3・2・1で私の方に持ち上げます。それと同時に私は自分のおへそを見る感じでいきみます。もう彼のママにも私のあそこは丸見えです。でもそれどころじゃないから2時間程この3人チームでいきみました。看護師さんがいきむタイミングを仕切ってくれました。きっとママも居たから看護師さんは仕切るだけになったけど、もしママが居なかったら看護師さんが片方の脚を持っていたと思います。

そして2時間程経っても進捗がなく、へその緒が赤ちゃんの首に絡まってるということで早く赤ちゃんを出すために、先生(私の産婦人科の先生、助産師として働いている日でした!)が、「吸引分娩にします。」と私たちに言い、「会陰が切れるのと赤ちゃんの頭がちょっと伸びちゃう」との事でしたが、赤ちゃんの安全を最優先にすぐにお願いしました。

吸引分娩は、トイレが詰まったときに使うような器具をあそこに入れて、赤ちゃんの頭にくっつけて、いきむタイミングで先生が私の方向かって強く引っ張って赤ちゃんが出てくるのを助けます。彼がそれを見ていて、先生がすごい力で引っ張ってるから赤ちゃんの頭が壊れちゃわないか心配だったそうです。数回いきんだら、頭がすぽっと出てきました。天井に付いている妊婦さん用の鏡(お産の進捗が妊婦さんに見えるように)でその光景ははっきり覚えています。そして次にいきんだら体もするするするっと出てきました。

生まれてすぐ私の胸の上に赤ちゃんがのせられ、私はびっくりしてよく状況を理解出来ていませんでしたが、私の上で赤ちゃんは綺麗にされたみたいです。へその緒もその時に彼が切らせて貰ったそうです。

赤ちゃんが生まれてから数分か数時間か分かりませんが経ったあと、私は全身悪寒が止まらなくなり、歯がガクガク音を立てて震えて、力を抜きたくても抜けなくなりました。その時、私は「どうしたら悪寒が止まるの?」「どうしよう?」とパニックで色んなところをぐるぐる見ていました。看護師さんに「めまいがするの?」と何度も聞かれました。自分的にはどこを見たら悪寒が止まるのか必死に探していただけでしたが、傍から見たら目がぐるぐる動いてて焦点が定まってなく見えたらしく「はるかがどうなるのか怖かった」と後ほど彼に言われました。

悪寒に耐えながら、切れた会陰を縫ってもらいました。無痛分娩の麻酔がまだなんとなく効いていたので耐え難い痛みではありませんでしたが、少し感じました。さらに天井の鏡で私のあそこが血だらけで、先生が縫ってるところも丸見えだったのであまり直視しないようにどこを見たらいいのかさまよってました。

その後看護師さん達に温かい毛布を持ってきてもらい温めてもらい、悪寒が止まり、夜の23時頃、朝ごはん以来何も食べていなかったのと、もう麻酔が覚めてきたから何か食べてもいいと言われたので、時間的にあまり選択肢がなかったのでママにビッグマックセットを買ってきてもらい、ビッグマック一口とポテト数本食べたら気持ち悪くなってきました。吐きそうだったのと、眠気が凄くて熱っぽかったので、力をふりしぼり看護師さんに「熱があるかも。吐きそう」と伝えてそのあと記憶がないですが、口の中が嘔吐した時の味がしました。「吐いた記憶がないのにいつの間に?」と思っていたら、彼曰く、私は2、3分の間、気を失っていたそうです。

嘔吐した時の味で目覚めてから、先生や看護師さんに「大丈夫?」ってすごく聞かれた理由はこれかと後ほど分かりました。そして分娩室には出産後2時間まで居れて、切れた会陰の手術も終わったので部屋を移動しなければいけません。後ほど自分が気を失っていたことを知ったので当時何が自分に起きていたか分かっていませんでしたが、部屋の移動に、ストレッチャーに乗せられました。その時「なんで?!大袈裟じゃない?!」と思っていましたがそういう事だったんだと後ほど分かり点と点が線になりました。会陰が切れて出血が多く、大量の血を失ったためこんな状況になってたらしいです。

出産中は看護師さんたちがおしっこを出させてくれますが(どうやってかは見ていないけどチューブを使ってっぽい)、部屋を移動後はそのサービスがなくベッドに寝たままおしっこを受けるものを自分とベッドの間に入れてもらい「おしっこをしてもいいよ」と言われましたが、もう効いていませんが無痛分娩の注射を打ったからなのか尿意はあるのに全然おしっこが出せなくて戸惑いました。みっともない姿を彼に見て欲しくなかったから部屋から出てて貰いましたがあまりにもおしっこが出なくて、午前3時に破水してからほとんど寝ていない状態で付いててくれたので疲れMAXの彼を待たせ過ぎてもいけないので結局寝た姿勢ではおしっこが出ず、看護師さんに手伝ってもらって部屋のトイレまで行かせてもらい便座に座ってさせてもらいました。この姿勢でもおしっこが出るまでにすごく掛かりました。また会陰の手術もしたし出産直後なのでトイレはもちろん動くこともお股が痛く辛かったです。

カナダで出産の場合、なにも問題がなければ約1泊だけで自宅に帰ることができます。しかし私は状況が説明した通りだったので、帰宅許可は降りずもう1日入院になりました。追加された入院中に鉄分の点滴をされたり両腕点滴の針が刺さっていました。

幸い、お金は掛かりますが個室を選んで居たので良かったです。私たちがお世話になった病院の場合、個室は部屋によって料金は変わりますが最高225ドル(2万2500円)で、私たちの部屋は166ドルでした。無料のパブリックという選択もありますがそこだと最低3組一部屋以上なので大変そうです。

そして、私は入院が1日伸びたけど、赤ちゃんは黄疸が出てしまい、それが理由で2日、そして体重がなかなか増えずさらに1日で、合計3日入院が長引きました。赤ちゃんひとりを置いてく訳にはいかないので、私達も4日間病院で過ごしました。辛かった😭部屋の値段が1日の料金だと思い、4日間の入院で約7万円もいくの?!と気が気ではありませんでしたが、請求は166ドル分しか来ませんでした。なのでホテルみたいな1日の値段では無いみたいです。でも4日間の入院中に、新生児に関することをたくさん看護師さんたちに質問出来たので、逆によかったかなと思います。

個室はこんな感じでした。メインのベッドに私が寝て、青いソファは倒せるタイプでそこで彼が寝ました。黄疸の治療のための青いブルーライトが光ってるのは赤ちゃんのベッドです。初日は黄疸の治療がなかったので普通の透明の箱みたいなベッドでしたが黄疸の治療開始後はこれになりました。そこで3日間赤ちゃんは過ごしました。個室にはこの写真のスペースと、写真を撮った位置の左側にプライベートトイレがあります。

妊娠中は便秘知らずだった私も、出産直後から便秘になって最悪でした。出産直後なので下が痛いのによりによって便秘。赤ちゃん出産したのに💩も苦しい出産をしなければいけませんでした。家に数日帰れなかったので救世主のココアは飲めなくて、便秘の薬を2種類出してもらいましたがそれでも辛かったです。更に、会陰が切れたことに加え、いきんだ際に急に力が加わったせいでイボ痔もできたらしく、それも💩を地獄にしました。イボ痔なんて初めてなったのでどれがイボ痔かも分からないまま貰った軟膏をトイレの度にこれかな?と思うところに塗り続け、今これを書いている出産3週間後にやっと治ってきました。ということで、ドーナツクッションは出産直後から必需品です。これを病室に持っていき忘れた初日は座るのも苦行でした。

それプラス初めての授乳も全然簡単じゃなく、正しい姿勢がよく分からなかったのと、赤ちゃんの舌の可動範囲が短かったため上手く吸えず、乳頭が傷付いてしまいました。その為入院中に赤ちゃんの舌の裏にある線みたいなところを切ってもらう手術をしました。

4日間の入院生活の中で朝ごはんはほとんど代わり映えがしない、オレンジジュースかりんごジュースが毎日入れ替わるのと、コーンフレークの種類が若干変わるのみでした。パンはへにゃへにゃで初めて家で食べるトーストって美味しいんだと気が付きました。

昼ごはんと夜ご飯は日によって結構変わったので写真を載せます。美味しい日もあれば、美味しくない日もありました。

シャワーは個室には着いていません。上で見せた分娩室にはバスタブ付きの綺麗なシャワーがありましたが、それは赤ちゃんを産む前に陣痛を和らげるためのもの。赤ちゃんを産んだ後はシャワーはみんなで共有のものになります。イメージは古い市民プールのシャワー室って感じです。パパ用ママ用もちろん別のところにあります。パパ用は見ていませんが、看護師さんいわく、ママ用の方がいい施設だそうです。でもママ用ですら古い市民プールのシャワー室だったからパパ用はどんだけ質素なのか想像ができません😅

私はお股の手術跡が痛かったのと、新生児に授乳する為の細切れ睡眠でシャワーよりも寝たかったのと、おっぱいトラブルで乳首が切れていたので結局シャワーを浴びに行く気になれず、退院した日に退院直前に初めて出産後シャワーを浴びました。初めてこんなに長い間シャワーを浴びなかった!臭かっただろうな、私。これだけシャワーを浴びなくても済んだのは、出産後病院からトイレに行く時用にボトルを渡され、それに水(私はちょっと温かいお湯)を入れてトイレが終わったらトイレットペーパーの代わりにそのボトルをあそこに向かって押し、蓋のところにあるいくつかの穴から水が出てシャワーのようにして最低限下半身の清潔が保てていたからです。それを使用後もトイレットペーパーは手術後で痛いから、病院から支給されるタオルで水気を拭き取っていました。(そうするように看護師さんに言われた)

入院中も必ず省かなかったのは「歯磨き」です。赤ちゃんが生まれ忙しすぎて訳が分からなくなりますが、お母さんが虫歯になったらもっと大変なのでどんなに忙しくても歯磨きは忘れないようにしました。

新生児が産まれてからの生活は、この記事を書くのも約4週間かかってしまうくらい忙しくて、自分の睡眠時間を見つけるのに必死で周りの人の助けがないと本当にやっていけません。彼のママが毎日来てくれて、夜ごはんを作ったり私が昼寝中の赤ちゃんのお世話、家の掃除などをしてくれているので何とか4週間やってこれました。

でも大変だけど赤ちゃんが可愛すぎて毎日「かわいい♥️」って何回も言うほどメロメロで、妊娠、出産、出産直後と体は常にボロボロだけどがんばってよかったなと思っています👶

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