ケベック在住 主婦ブロガー Harupaka です。 雪の中の アクティビティといえば 皆さん 何を 思い浮かべますか？ スキーやスノボは 皆さんにも おなじみですよね。 ケベックの人は厳しい冬も外で元気に遊びまくります。今回はスキーやスノボ以外の子供から大人まで楽しめる、雪のアクティビティを紹介します。
Saint-Jean-de-Matha
モントリオールから車で北へ片道約1時間半、 Saint-Jean-de-Matha の Snow tubing at the Super Glissades de St-Jean-de-Matha。日本にもスノーラフティングができるスキーリゾートはいくつかあるみたいですが、大体スノーモービルで引っ張ってもらって楽しむもの。しかし、ここケベックでは違うんです！スノーラフティング専用の大きなゲレンデがあるんです。巨大な雪の滑り台がいくつか作られており、みんなそれぞれ、タイヤに似たリフトに座ったり寝転んだりしながら１人ずつ上に昇ります。
ゲレンデが２種類あり、まず入り口から最初に入ってきたところで目にする巨大な滑り台は、滑るときのラフティングボート（写真右。形が似てるので以下ドーナッツと呼びます）の、１人用と２人用専用です。小さい子連れの家族はだいたいこちらで遊びます。
１人か２人でしか楽しめないの？
いいえ、そんなことはありません。１人用ドーナッツを何人かで（私たちは６人で）、それぞれが離れないようドーナッツについてる紐を持ち合いっこします。滑っていいよという安全バーがあがってから、念のため目視で自分のレーンの前方を確認し※１、一番後ろの人１人がボブスレーの後方の選手のようにエンジン代わりになってスタートします。大人数で集まった方が、重さが増す分スピードも距離も増すんですよ～！絶叫系大好きな方にはたまらない！！
ここでは、スノーモービルではなく、ドーナッツ型ラフティングボート専用なので、たとえばスキー・スノボ客との衝突、スノーモービルとの衝突というリスクがなく、安全に、安心して楽しめました。
※１：スタート合図のバーが上がったけど、我々の前に滑った小学生くらいの男の子、スピードも距離もあまり伸びないまま、スタート合図と連携しているセンサーのポイントに到達したらしく、もしあの時我々が男の子の位置を確認せず、スタートしていたら、高速で大人６人が滑ってきて、男の子のところに突っ込むところでした。なのでやはり目視はいつも大切です。みんなで安全に楽しみましょうね。
大人数で楽しもう！ 大型ラフティング専用コース
そして、最初のゲレンデの奥に、ラフティング専用コースがあります。ここは身長125cm以上の方専用です。ここはドーナッツではなく、まさに川のラフティングで使うような大きなラフティングボートが登場します。4人から最大12人までで楽しめます。人数が多いほうが楽しいです。最初、友達が到着するまでの間は、2人だったので、係員さんが私たちの前に居た4人組に声をかけて下さり、そこに混じり一緒に滑らせて貰いました。
こちらはスタートの仕方が少し異なります。ラフティングボートが大きいからですね。ラフティングボートを、スタート合図のバーに接触させます。接触させた瞬間から、すぐにみんなラフティングボートに乗り込みます。カウントダウンっぽい信号がバーについてるんですが、あれ壊れてるみたいです。なのでいつバーが開いてもいいように、とにかく早く乗りましょう。体重配分をうまく考えるとよりスピードが出たり、コースの中でジグザグに振れ幅が大きくなったり、さらにスリルが増します。
小さい子供用の遊ぶ場所はあるの？
小さい子専用のラフティングレーンはありませんが、小さい子たちが退屈しないように遊ぶところがちゃんと設けられてますよ。たくさんのバルーンハウスや、1日に何回か行われる馬ぞりも。追加料金はかかりません。小さい子は、ドーナッツの穴に座って滑る子、お父さんお母さんのひざに乗って滑る子などさまざまです。 専用のラフティングレーン は無いと書いたのですが、リフトのすぐ隣が短めのコースなので小さい子連れの家族はこちらのレーンで楽しむことが必然的に多くなります。だって大人だけならもっとスリルが欲しいですもんね！
いくらするの？
| 値段 (1CA$=85円で計算) | 大人 | 子供（４-１２歳）要身分証 |
| 一日券 | 31.53CA$（約2680円） | 26.31CA$（約2240円） |
| ２時間だけ | 27.18CA$（約2310円） | 21.96CA$（約1870円） |
| ４時間だけ | 28.70CA$（約2440円） | 23.92CA$（約2030円） |
| 学生 | 28.05CA$（約2385円） |
日本のスノーモビルに引っ張られるスノーラフティングだと数分で2000円など結構高めですが、こちらは「自分たちでリフト乗って滑る」だけなのでお値段も比べると大分お値打ちな気がします。万が一手袋忘れたなんて事があっても、このチケットカウンターで販売もしています。
持ち物は？
スキーウェア、雪用のブーツ、雪用の手袋、耳まで隠れる飛ばない帽子は必需品です。できれば、雪用のゴーグルがあれば持って行くことをおすすめします。スリル感を増すためか、わざと底が空いていて、その席に誰も座ってないと、飛ぶ雪で目が開けられません。それもまた楽しいのですが！
場所は？
Super Glissades Saint-Jean-de-Matha
Snow tubing at the Super Glissades de St-Jean-de-Matha
ケベックに冬に遊びに来た際は、車をレンタルして、ここを訪れてみるのもおすすめです！
