ケベック在住主婦ブロガーHarupakaです。カナダ政府から言われた健康診断を終えたちょうど1か月後。カナダ政府から新たなメールを受け取りました。
内容は以下の通りドキドキしながら読みました。メディカルチェックが永住権取得の最終関門って噂をちらっと聞いたのでついに来たのかと思っちゃいました!
私と彼の関係を証明する書類が足りないとの事!
これを読んで、違う意味でドキドキしました。もしかして永住権もらえないの?!って。私はすぐパニックになって焦って失敗するので、現実的でいつもどっしりいていてくれる彼の存在に助けられました。
特にカナダのファミリークラスのうち、事実婚での移住申請には二人の関係が本当か(偽装カップルもいるので)を表す書類として、二人の名前が載った賃貸や電気などの契約書が求められます。日本だと賃貸や電気・ガス・水道などの契約をする時って、大体日本人同士のカップルなら旦那さんの名義、国際カップルなら日本人の人の名前だけで契約しちゃいますよね?
そして国際カップルの方なら私の言っていることに共感してくださると思うんですが、外国人(日本人以外)の名前で賃貸など契約するのって未だに差別が残っていて結構厄介なんです。
さらに私の場合は、彼が日本に来る6か月前に新卒として東京に出てきていたので彼が来日するまで1人で住んでいました。そうすると自然に私だけの名前ですべてを契約することになります。
最初にカナダ連邦政府へ書類申請した際は、こういった背景からカナダに2019年来てから契約した携帯電話や、彼の実家ですが毎月お金を少し入れているのでそれを1つの部屋を貸し出しているということで、契約書を書いてもらってそれを提出しました。
そして、上の写真のメールを受け取ったときは、こういった日本の背景を説明し、2人連名の書類はないと説明しました。
カナダ政府の返事
要するに、信じがたい!と。
この返事も、最初の写真のメールから約1か月後です。ずっと、カナダ政府の必要な書類には、二人の名前が載っている契約書って書いてあったので、それしかダメなんだと私は思い込んで、しかもあんまりそう言った書類がなくて焦っていました。なのでこのメールで窮地に追い込まれました。やれることは全部やらなきゃ。
日本に住んでいた際の私だけ名義のガスと電気の契約書、彼だけ名義の日本での携帯電話の契約書、彼の日本で働いていた際の年金のデータを、日本語だったので翻訳に出しました。
そして、2014年から2015年にかけて、私は彼のところに(今住んでいる所と同じところ)ワーキングホリデーで来てゲームテスターのお仕事をしていたので、その給与明細(私の名前と彼の実家の住所記載有)と、彼の2014年と2015年のケベック州の税金のデータなど、住所と日付が書いてある、片方名義の書類を集めました。時期が被っている書類をひたすら探しました。
翻訳はどこで?
日本語の翻訳は、急いでいたので見積もりの比較をせず、ImmiTranslateというところにお願いしました。(この記事はImmiTranslateのPRではありません!)
私は焦っていたので、ImmiTranslateに、2回(1枚と3枚)に分けて翻訳をお願いしました。カナダ移住の書類の翻訳は、カナダ政府公認の公証(スタンプ)みたいなのを付けられる翻訳業者にお願いしなくてはなりません。ImmiTranslateは、もちろん公証が付けれるのですが、1回の申し込み案件に対して、公証代が一律US$20(2020年11月時点)でした。
なので、合計4枚翻訳をお願いしましたが、2回(1枚と3枚)に分けた為、公証代は合計$40掛かりました。もし分けずに翻訳をお願いしていたら、公証代は全部でUS$20でした。これを先に知っておくと、少しだけ出費を抑えることができます。
翻訳の質は、担当者さんによって全然違います。日本人っぽい名前の担当者さんの翻訳は完璧でしたが、日本人じゃなそうな方がしてくれた方の翻訳は、私が結構間違いや日本語の文法ポイントなどを指摘しました。なので、急ぎでなければ、他の翻訳業者と比べてみた方がいいかもしれません。
その書類で認められた!
結局、2人の名前が書いてある書類がありませんでしたが、関係を裏付けるものとして前に書いた書類で偽装カップルじゃないことを証明することができました。
なので私たちみたいに1枚の書類にカップルの連名がない場合でも、その理由と同じ期間に同じ場所に住んでいたことが証明できる公的な書類が出せれば、大丈夫そうです。(これは私たちの経験であり、対応が変わるかもしれませんので、念のため自分でご確認をお願いいたします。)
これで一安心!お読みいただきありがとうございました!次の記事でお会いしましょう!