カナダ / Canada

【仏語留学】カナダでフランス語留学って正直どうなの?

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ケベック在住主婦ブロガーHarupakaです。 今回は、フランス語学習者なら気になるところ、フレンチカナダでのフランス語留学についてです。たしかに、フランス語で話されるフランス語と、ケベック州で話されているフランス語いわゆるケベコワ(Québecois)は、発音や使う単語など結構異なります。実際、ケベックはフランスと友好関係を築いており、フランス人にとって移住しやすい環境なため、フランスからの移民がたくさん住んでいます。そんな、フランスから来たフランコフォン(フランス語でフランス語のネイティブという意味)でさえも、最初ケベックに来た際に言葉の違いに戸惑ったと口をそろえて言います。ここまで聞くと、ケベックでフランス語はやめとこうと思ってしまいがちですが、そんな皆さんのイメージを、この記事の最後までに覆したいと思います。


ケベコワとフランスのフランス語の違いは?

例を挙げるときりがありませんが、まず発音。これはフランス語を理解し始めフランス語で生活してると、確かに結構違うという印象です。さぁ、どう違うのでしょうか?まず、ケベックはカナダの一州であり、すぐ下(南)にはアメリカのバーモント州やメーン州があり、ニューヨークの近くでもあります。フランス語圏ですが、英語が身近にあります。正社員はもちろん、アルバイトするにも、カナダ国内の他の州やアメリカとの取引は必須です。なので、募集要項にほぼ必ず、英語とフランス語のバイリンガルであることが最低条件として挙げられます。従って、ケベックの皆さんは、フランス語の会話にちょこちょこ英単語を挟みます。フランス語の会話で急に「Anyway」「Check」「 By the way」などなど英語が聞こえてきます。そして土地的にアメリカ寄りなので、フランス語の発音も、アメリカ英語に似た鼻音が特徴的です。しかしそれがフランス人がばかにする事のひとつなんです。発音の違いをできる限り示すため、カタカナで表します。

ケベック発音フランス発音
15 quainzeケインズキャンズ
月曜日 Lundiランズィランディ
する faireファーィフェー

そして使う言葉も、少し異なります。

ケベックフランス
お誕生日おめでとうBonne fêteBon Anniversaire
また後で!À tantôt!À plus tard!
À tout à l’heure! etc.
どういたしましてBienvenueDe rien

で、結局ケベックでのフランス語留学は?

結論から言うと、ケベックでも語学学校で教えるフランス語は、フランスのフランス語です。先生も、ケベコワではなく、フランスのフランス語を喋る方が圧倒的に多いです。なので、実際私みたいに現地の生活に飛び込まない限り、ケベコワを身につける機会は実は少ないです。ケベックはフランス語が訛ってるからという声をたまに耳にしますが、ケベコワもれっきとしたフランコフォンなのであり、外国人の我々が訛ってるからというのは、とても失礼なことに私は思います。私は愛知出身ですが、もし日本語を学びたい外国人の方に「名古屋は訛ってるからちょっと」とか、「関西弁は訛ってるからちょっと」と言われたらなんか不快ではありませんか?少し逸れましたが、従って、ケベックの語学学校に留学生として通っているだけでは、なかなか触れ合うことができません。では、それはなぜなのでしょうか。


ケベックの語学学校でケベコワフランス語を学べない理由

ケベックをはじめ、カナダは移民を寛容に受け入れています。私のような、ファミリークラスは移住する為にフランス語のテストを受ける必要はありませんが、それ以外の移民の方は Test d’évaluation du français adapté pour le Québec (TEFAQ) など政府が承認しているフランス語の試験に合格しないといけません。従って、ケベック州でのフランス語のクラスは主にそのテスト合格のために世界中の移住希望者が授業を受けます。そして、そのTEFAQなどのテストは、試験が行われた後ケベック会場の試験であってもフランスへ送られ、採点されます。そう、そのTEFAQをはじめとするケベック政府公認のテストはフランスのフランス語なんです。筆記だけではなく、写真を見てその背景の物語を作りフランス語で試験官に語ったり、あるお題に対して、試験官を説得してOUIと最後に言わせる会話だったり多岐に渡ります。そしてその試験官も、フランスのフランス語を話し、資格を与えられた方が担当します。なので、結構徹底してフランスのフランス語を教えています。


フランスからの移民も言っていた、ケベックを選ぶ良さ

冒頭にも書きましたが、ケベックにはフランスから移住してきた方がたくさんいます。なぜフランスを離れ、同じフランス語でも違うと言われるケベックにわざわざ引っ越してくるのでしょうか。もちろん人それぞれ事情は異なりますが、多くの人が口を揃えて言うのが、ケベックは英語とフランス語のバイリンガルであることが当たり前であり、その教育レベルの高さです。仕事を探すにも最低限英語とフランス語のバイリンガルでなければならない都市って、世界でもここケベック州の大都市、モントリオールだけではないでしょうか? さらに私のように英語やフランス語以外の地域からの移民となれば、トリリンガル(3ヶ国語話者)やマルチリンガル(4ヶ国語以上)なんてもはや普通です。バイリンガルでは足りないんじゃない?なんて思えてきます。私も今はフランス語で生活ができてますので、こっちに来て7ヶ月ほどでトリリンガルになりました。そう、私が留学にケベックの特にモントリオールをすすめる理由は、その当たり前のレベルが世界でも突出して高いからです。「子供を育てるなら、フランスよりケベックでバイリンガル教育をしたい。そのほうが子供の可能性も広がる」と私のフランスから移住してきた友人が言っていました。英語のみの留学ももちろん可能です。私も大学生の時に1年休学して彼のところにワーホリで来たときは、フランス語は全く分からず、アメリカ留学を終えたばかりだったので英語を忘れないように英語に専念していました。当たり前の意識を変えるだけで、人間の能力の伸びってぜんぜん違うと思います。特に若いうちから、そういった環境に触れてみると、今後の人生がとても豊かになるのではないでしょうか。


モントリオール、穴場感半端ない

カナダの、トロントに次ぐ第二の大都市でありながら、フランス語圏だからか、日本人がめちゃめちゃ少ないです。昨年9月に、日本から私の高校時代からのお友達がモントリオールに遊びに来てくれたのですが、「ぜんぜん日本人に会わないね!」って驚いていました。なので、せっかくの留学だからあまり日本人とつるみたくないなと考えている方におすすめです。しかし、語学学校には全く日本人がいないわけではないので、「日本人いないのも不安」とそこまで心配しなくても大丈夫です。学校を出たら、なかなか日本人に会わないという感じです。とても素敵なノートルダム大聖堂もありますし、一年を通してイベントがたくさんあります。冬でも、外でさまざまなイベントをやってます。世界でラスベガスについで2番目にイベントが多い街みたいですよ!夏なら、あまり知られてませんがF1があり、世界中から観光客が来ますよ。

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私の人生最初の留学はアメリカでした。ロサンゼルス近郊の大学に前半、後半はフロリダに引っ越して、Walt Disney Worldのアニマルキングダムで6ヶ月間インターンシップをしました。 ロサンゼルス近郊の大学にいたときは、日本人だらけで、みんなで旅行に来たみたいで楽しかったのですが、もちろん日本語でしか話さなかったので、英語が全く伸びませんでした。幸い、私の留学プランは Walt Disney Worldでのインターンシップを含んでいたので、インターンシップが始まってからすごく英会話が伸びました。しかしインターンシップ 最初の研修はとても苦労しました。ほとんどの方が留学なんて人生に何回もできるものではありません。費用もかさみますし、時間も必要です。なのでなぜ留学するのかを考えれば、どういう環境に自分の身を置いたらいいかわかりますよね。

貴重な人生の冒険期、大切に、忘れられない有効な時間としてお過ごしください。私自身、めちゃめちゃ日本人な家庭に生まれ、高校生のときに出会った洋楽(趣味が渋いといわれるのですが当時BSBとBon Joviを毎日聴いてました)の影響で、大学では英語を勉強したいと決めてから、人生がものすごく変わりました。今ではカナダに住んでますし、高校生のときには想像も付かなかった簡単ではないけどいい意味で挑戦的な人生を今も歩めているので後悔は全くありません。まさかフランス語で生活するなんて全く想像してませんでしたし!

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