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カナダ

カナダ移住前にしておく事、しておいて良かった事

ケベック在住 主婦ブロガー Harupaka です。 今回は ファミリークラスの 永住権 申請を 始める前に しておく事、 個人的に しておいて良かった事を 皆さんに シェアしたいと 思います。

私たちはケベック州への移住なので、トロントのあるオンタリオ州やバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州などケベック州以外へ移住する方より追加のプロセスがありますが、最初のステップは同じ連邦政府に書類を出すところから始まります。私たちは、結婚はせずCommon-Law Partnerですが、行程はほとんど同じです。


1:2人で写真をたくさん撮る

永住権の申請時、最大20枚の日付・撮った場所がそれぞれ異なる2人の写真をカナダ政府に提出する必要があります。また、写真の裏にいつ・どこで・何をしたかを説明する必要があります。私はデータとして写真を保存する際に、写真のタイトルを日付・場所に変更しておくとすぐに分かるのでおすすめです。私は過去7年間をさかのぼったのですごく助かりました。また、提出書類に、お互いがお互いを訪ねた履歴を書くのですが、いくつかの写真がそれとマッチしているといいかもしれません。


2:2人+友達やお互いの家族を含め写真を撮る

1番目に加え、これを強くお勧めします。なぜかというと、カナダは世界中の人たちの憧れの移住地です。日本人の感覚だと理解するのが難しいかも知れませんが、自国の情勢が悪く、良い生活を求めてカナダへの移住を強く願う人が多くいます。その結果、移住のプロセスを早く、より簡単にするため、国際夫婦と装って移住しようとする人たちも多くいるそうです。
2人だけの写真だと簡単に撮れてしまうので、純粋な本物のカップルかどうかを政府側が見極めるのに時間がかかります。ビザ行程の待ち時間も長くなるでしょう。なので更なる証明として、友達や家族と撮った写真を含めることで、周りの人と正式なカップルとして付き合いをしていることが証明できます。それに家族や友達との思い出も一緒に増えるし、いいこと尽くしじゃありませんか?


3:Common-Law Partnerの申請なら1年以上同居する

これは私からのお勧めではなく、カナダ政府が決めた条件です。結婚しない代わりに正式にCommon-Law Partnerとして認められるには、最低1年同居し、それを証明できる書類を提出することが求められます。私たちの場合は、私が新卒で東京で一人暮らしをしていたので、その半年後、彼が私と一緒に暮らすため日本に来てくれました。それから2年半東京で一緒に暮らしていたので、この期間ですでにCommon-Law Partnerとして申請する条件を満たしました。

同じ住所に住んでいた証明としては、私は年末調整の明細を、彼は在留カードを使用しました。両方とも日本語で記載されていたので、カナダに来て、永住権の申請をそろそろ始めるぞという際に、私が通っていた語学学校で日本語から英語への翻訳をお願いしました。


4:2人の関係を良く知っている友人・家族に、関係を証明する手紙を英語で書いてもらう

できれば英語がいいですが、日本語でも大丈夫です。ただ、申請時に日本語の書類は翻訳業者による英語(またはフランス語)への翻訳が必要になるので、翻訳費用が追加で掛かります。カナダ政府への提出書類 IMM5589 にこのほかいくつか選択肢がありますが、私たちはこれを選択し、日本に居るうちに友達に英語で書いてもらいました。


5:2人で飛行機で旅行に行く

航空券に名前が記載されるので、関係を表す証明のひとつとして使えます。英語で書かれているので、翻訳をする必要がありません。航空券を無くした場合でも、旅行費用支払い明細に2人の名前の記載があればそれも使用可能です。英語表記が好ましいです。それに飛行機に乗って行くような遠い場所に旅行に行くのも、本当のカップルではないとハードルが高いイベントです。有効な証明として使えます。


6:2人の写真や旅行記をたくさんFacebookにアップする

これも私が申請に必要な書類を集めているときに大変助かったものです。カナダ政府自ら2人の関係を証明するもののひとつとして、SNSの投稿を挙げています。InstagramやTwitterなど色んな種類のSNSがありますが、中でもFacebookは投稿した際の日付が年月日で現れているので、どれくらい前から一緒にいるかを証明しやすいです。さらに実名なのでどちらかの投稿にもう一人の実名がタグ付けされていれば2人一緒に過ごした事も分かります。

また、申請書類に2人の渡航暦を書く欄があり、私は学生時代何度か彼に会いにモントリオールに行っていたし、彼も私がアメリカ留学中に私に会いに来てくれ、最後に日本に一緒に住むために来てくれたのでその正確な各イベントの日付(何日から何日まで滞在したか)もFacebookを見ることで遡れたので大変助かりました。

Facebookの投稿をスクショして、出会ったころ~現在に至るまで時系列でGoogle Docs またはMicrosoft Wordに貼りました。もし先ほど4番目の友人・家族による証明の手紙をIMM5589に使用している場合であればIMM5589の必要書類は満たされるので、こちらのデータをIMM5532のNo.11の質問に、証明として提出することができます。


*すべて2019年にビザ申請した際の状況です。必要事項は頻繁に変わるとも言われているので、随時自分自身でカナダ政府のホームページを確認してください。弁護士等雇わず、1からすべて私達自身でビザ申請をしているので、自分が分かりにくかったな、この情報あの時欲しかったなという思いをした結果、少しでも新たにカナダに移住するカップルの助けになれれたらと思い書いています。


おまけ

永住権申請には関係ありませんが、海外に住んでいて、日本出国前にこれをしておいてよかったなということを書いておきます。


1.Gmailのアカウントを2つ以上持ち、1つは日本の住所のまま維持しておくこと

海外へ行った後にしかわからないことだと思いますが、日本で使っているアプリの中には、海外で新たにダウンロードをしようとすると「日本国内限定だからできません」というものも実は多く存在します。いざそのアプリを使いたいのに、移住してしまって、自分のグーグルのアカウントの住所を日本以外の居住国に直した後じゃもうダウンロードが不可になります。なので、現在の居住国をきちんと申請するアカウントと、日本をそのまま使うアカウントを分けておいた方がいいです。住所が日本のままのアカウントを通してなら、日本限定のアプリもダウンロードして使うことができます。

おすすめの区分の仕方は、もしブログを書いたりYouTubeをして、Google Adsenseに紐づけが必要な場合は、そのアカウントはきちんと現在居住国にしておく必要があります。Google Adsenseを使い始める際に郵送でパスワードが送られてくるのでそのためです。


2.銀行はUFJ以外のところを開けておく

これは私の失敗例ですが、UFJはほかの海外在住者の方々に聞いても対応がいまいちで、使い勝手が悪いです。ワンタイムパスワードのために機械が必要です。

その代わり、ゆうちょは、ワンタイムパスワードがメールなので海外からの使い勝手がとてもいい印象です。なのでゆうちょで口座を持っておくことをおすすめします。


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