アメリカ留学

【アメリカディズニー留学】Disney College Program の面接への道

ケベック在住 主婦ブロガー Harupaka です。 今回は、 私が 大学生の時に 参加した、 アメリカの 交換留学プログラム、 Disney College Program がどんなものか、紹介したいと思います。


私がこのDisney College Programに参加したのは、2013年秋~2014年夏です。もしかしたら当事と現在は変わっているところがあるかも知れませんので参考程度にお読みください。私の日本の大学と、アメリカのカリフォルニアの大学が提携しており、さらにそのアメリカの大学のサポートの元、後半6ヶ月間のWalt Disney Worldでの有給インターンを経験しました。


始めの4ヶ月は、カリフォルニアのホストファミリーの家に住んで、カリフォルニア大学で英語の文法などを学び、英語の基礎を固めます。その1学期と、約2週間に及ぶ「ホスピタリティ・ツーリズム」に関する集中講座を終えて、カリフォルニアからフロリダへ引っ越します。なので、アメリカの西側と東側両方を経験できる点も、このプログラムの面白いところです。


アメリカのディズニーの方との面接・選考までの道

この面接のために、1年間、大学による英語での面接を突破するための講座を毎日授業後や夏休みも大学に毎日通って、勉強・練習・実践を繰り返してきました。ここで挫折しているようでは、やはり実際アメリカのディズニーで働くなんて無理です。みんな、根性がある、本気のメンバーぞろいでした。

その講座では、例えば、ディズニーのキャストとして働いている設定として、ゲストとキャストに別れて、アメリカ英語での取引の仕方や言い回しなどを練習したり、面接でディズニーの担当者さんに自分を売り込む際に使う形容詞をたくさん学んで語彙を増やして営業トークを伸ばしたり。この経験は、ディズニーの面接後も海外で働く際にすごく役に立っていて、経験できてラッキーだなと思っています。


いざ、面接の日。遥々、アメリカから私たちとの面接のため、日本にディズニーの担当者の方が来日してくださいます。面接官は2人。私の面接は朝、1番でした。逆に1番に終わったからほっとする時間がみんなより早く来て良かったのですが、あっという間に始まって、英語の頭にウォームアップする暇なんてありませんでした。私の面接スタイルは、アメリカのディズニーの方でも、新卒で入った外資の会社でも変わりません。常に「丸暗記をしないこと」を大切にしています。その結果、ディズニーの留学にも合格しましたし、新卒採用の面接も、実は初めての面接=1社目で、その場で「採用」を貰えました。


面接相手が、大きな会社を背負った相手だとどうしてもすごい人なんだろうなと想像がどんどんふくらみ、余計に緊張してしまいます。すると、暗記していたことなんてすぐに本番吹っ飛んでしまいます。なので、私は、志望動機が一番大事なので、志望動機だけは何度も口に出して、頭で自分の言っていることをイメージしながら口で覚え、そこにだけ力を注ぎました。そのほかの質問は、私という人間についてなので、その場で、普段の会話だと思って、会話を楽しみました。楽しむことで、緊張が解れ、良い意味で自分の素が出ます。こういう、たくさん志願者がいて、そのうち何人かしか合格しないような人気なプログラムは、他の候補者を敵のように見てしまうかも知れませんが、実は自分自身の気持ちをいかにコントロールできるかが大切です。自分自身こそが味方であり、扱いにくい敵なのです。自分がネガティブになるなど悪い影響があるくらいなら他の子と比較はしないようにしましょう。ですが、そもそもこういうプログラムの最終選考に残るような子はみんなそういった分別は十分付いている印象でした。


ディズニーの面接で聞かれたこと

まず簡単に自己紹介をします。そして、このプログラムへの志望動機、自分がディズニーのキャストになったらやりたい仕事(事前に仕事の種類が書かれた紙が渡されます。下の画像をご参照くださいね。)を2つ選んでその理由を聞かれました。私がキャラクターパフォーマーが気になると答えたので、「身長は何センチか」、「その身長ならプーさんかな」、と言うことで、面接官が言った動作を動きで表しました。例えば、「プーさんがはちみつを見つけました!」「それを食べました!」の動作です。ですが私はダンスの経験もなく、へたくそです。そして、動きがぎこちなく終了っていう感じでした。正直落ちたと思いました。なぜキャラクターパフォーマーと答えたかと言うと、面接の数日前に、すでにそのプログラムから帰国した先輩たちとの交流会があって、何人かの先輩が、キャラクターパフォーマーすごく楽しいよと言っていたのをすぐに鵜呑みにしたからです。結論から言うと、キャラクターパフォーマー以外の仕事で選ばれました!


私の志望動機

最初は、まさか自分がこのプログラムに選ばれるなんて思っていませんでした。

大学に入ってからいろいろな国の方々と交流する機会が増え、国際交流が楽しくて仕方がありませんでした。また、漠然と国際貿易に興味がありました。

なのでディズニーカレッジプログラムに申し込んだ際は、国際貿易という舞台で将来活躍したかったので、世界中の人との正しいコミュニケーションの学び方を、ホスピタリティー・カスタマーサービスに定評のある本場のアメリカのディズニーで学びたいという気持ちが強くなり、それを伝えました。これを叶えるには、他の交換留学ではできませんよね。

この志望動機なのに、その後キャラクターパフォーマーがやりたいって今思えばバカでしたね。なのでそこは、ディズニーの面接官の方が、なりたい私像になれるように、的確な仕事を与えてくださいました。


プログラムを終えて数年、実際経験できて良かった?

すごく良かったですし、私の人生で特別な経験でした。やはり、普通に「留学」をして現地の学校に行っても、周りは私を含め常に留学生だけです。さらに英語もうまく話せない私たちに、現地のアメリカ人なんてほとんど寄ってきません。最初カリフォルニア大学で学んでいたときも、カリフォルニア大学のキャンパス内なんですが、現地のアメリカ人の学生が通っているキャンパスとは異なりました。留学生専用のキャンパスがあり、そこは「英語」を第二言語として学ぶ人用の「英語」を教える専用の校舎でした。なのでカリフォルニア時代は、日本人と日本語で遊んで観光して。まさに楽しい旅行のような日々。日本人以外では韓国や中国、サウジアラビアのクラスメイトという感じでした。そう、アメリカに留学したからって、アメリカ人と簡単に友達になれません!なのでその期間は、あまり英語が伸びませんでしたし、英語で生活をほとんどしていませんでした。

留学して英語力が急に伸び始めたのは、やはりディズニーで研修が始まり、同じ大学から一緒にこの留学に来ていた日本人の子達と離れて自立し始めた頃からです。最初の研修が本当に大変でした。なぜならそれまで英語で生活をしていなかったから。急に英語の生活が始まり、英語で研修が始まり、急にアメリカ人の中に一人だけ英語がつたない自分。めちゃくちゃ孤独で、怖くて、分からない自分に嫌気が差して、精神的に弱りかけてました。やはり環境に順応できるところが人間のすごいところ。やらなきゃいけない環境で、少しずつやれるようになっていくんです。

ですが、カリフォルニア時代にも大きな学びがありました。私のクラスは、私含め日本人が2人、後は韓国1人、中国4人、サウジアラビアたくさんでした。日本の学校の教室って、あまり生徒が発言しませんよね。するにしてもきちんと(?)手を上げて、先生の指名を待って当てられたら答える。当てられなければ喋る権利がありません。私はカリフォルニアでいろんな国の子たちと授業を受けて「はっと」しました。みんな先生の許可を貰う前にどんどん喋るんです。世界で活躍したいなら、まずこのギャップを埋めなければいけないと衝撃を受けました。それ以来、自分が当てられていなくても、間違ってるかもしれないけど、声に出してみるようにしました。その結果、自分の意見がきちんと言えるようになりましたし、間違えても良いんだということ学びました。

また、ディズニーの持つブランド力は世界規模です。インターンシップをアメリカのウォルトディズニーワールドでしていたと言う事実は、どこの国の人に話してもイメージしてもらえますし、英語も話せる証明になります。日本では知られている会社だとしても、世界中どこに行っても名前を言うだけで分かってもらえるような会社は一握りしかありません。なので、やはり自分を売り込むとき、特に仕事を探すときは、今でも大きなプラスになりますし、それをきっかけにいろんな方とお話が弾むこともよくあります。


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