ケベック在住 主婦ブロガー Harupaka です。 厳しい冬の寒さが ここカナダでも 和らいできました。 皆さん カナダと言えば、 何を 思い浮かべますか？ 雪や自然など様々な答えが返ってきそうですが、一番はメープルシロップですよね？カナダの家庭に必ず常備されている、メープルシロップ。お土産にも大人気です！
そんなメープルシロップの９０％以上が、カナダの中でも、ここケベック州で作られています。なので、ケベックの人たちは、２月中旬から４月ごろにかけて、春の訪れを楽しむために、田舎の方にある、フランス語でCabanes à Sucre（キャバナスック）、英語でSugar Shackと呼ばれる、メープルシロップを作っている農家さんが春限定でオープンするレストランに、家族総出で行きます。
装飾がまたすごくかわいいんですよね。イメージ通りのカナダって感じでしょうか！
木でできた牛さんがお出迎えをしてくれました。
レストランの広さは、各Cabanes à Sucreでことなります。写真の様にこじんまりした感じのところから、大きな広間にテーブルがたくさん並べてあるところまで様々です。
まずは、コーンスープが運ばれてきました。そしてどんどん、ソーセージやオムレツ、ジャーマンポテト、ハムなどそれぞれのお皿に何人かの分がどんとおかれるので、ビュッフェのように、自分のお皿に取り分けます。そしてお好みでメープルシロップをかけて、召し上がります。ハムとメープルシロップが意外と合うんですよ！
メープルシロップのパイがデザート。そのほかにも、パンケーキなど選ぶことができました。
メープルのおみやげ商品を取り扱う売店もあります。
そしてお食事後は、Cabanes à Sucreの敷地内を散策して、ちょっと消化します。
はるぱかならる、あるぱかさんに会うことも出来ました！ちょっとした動物園にもなってるから、家族連れで来てすごく楽しめます。Cabanes à Sucreは、春限定のものなので、みなさんCabanes à Sucre以外に農家だったり酪農家だったり、掛け持ちしてるパターンがほとんどです。
Maple Taffyという、氷の上にメープルシロップを垂らして、ちょっと凍らせ硬くなったメープルを、アイスの木の棒にくっつけて食べるカナダで有名なおやつを作るところです。
こんな感じで、担当の方がメープルシロップを流してくれます。
これが、メープルシロップを作る機械です。煙突が外に繋がっていて、外のメープルツリーの幹にまでチューブが繋がっており、そこからメープルシロップの原液を抽出し、この機械で長いこと煮詰めていくのだそうです。
