オンライン日本語教師

オンラインレッスンの閑散期

こんにちは!ケベック在住Harupakaです。オンラインで日本語のレッスンをしている先生方、いかがお過ごしでしょうか?


さて、私だけかもしれませんが去年も含め、このの時期は比較的レッスンの数が少なくなる様です。もちろん自分が受け持っている生徒の住んでいる地域によって結果は異なりますが、特に北米やヨーロッパの生徒は子供から大人まで夏休みを取るのが当たり前です。そして、「夏休みだから勉強しよう!」というわけではなく、夏は特に家族との時間やレジャーの時間を大切にしているようで、生徒もいつもの家からレッスンではなくて別荘からだったり、はたまたキャンプや旅行などの場合はまるまるお休みでレッスンがなくなったり。

私の知る限り、コロナ禍でも北米は特にキャンピングカーが普及しているので家族だけの空間が確保でき、たくさんの生徒がキャンプに行くからちょっとお休みするね!という風になりました。


特に冬は雪に埋もれているここカナダの人にとって夏は待ちに待った季節。家で私みたいに引きこもっている人なんてあまりいません。しょっちゅうママに「外に行かなきゃ!」といわれちょっとうるさいなぁと思うこの頃…なので、カナダ人やアメリカ人の生徒が多い場合は特に夏は少なめになるかと思います。


夏の私のレッスン時間

カナダやアメリカの学校は、大体6月頃から8月中旬ぐらいまで(始まりと終わりは学校によって異なる)長い夏休みがあります。通常日の私のスケジュールは授業後や仕事後の生徒の予定を考慮して、私の夜ご飯のあとの時間も1時間ほど開けてあります。また土曜日も私の午前中は平日が忙しい生徒用に数時間開けています。

ただ夏の間は、閑散期となるのでどうせたくさん開けていても埋まりにくいし、夜遅くまでレッスンを開けていなくても夏休み中の子供なら午前のレッスンに変わって来るので、1日のレッスンは夜ご飯前まで、土曜日はたまに開けるくらいで私もリラックスモードにしています。


レッスンの値段との関係性

1時間当たりのレッスン代が高ければ高いほど、おそらくその生徒の家庭は裕福であると考えられます。したがって、裕福であればある程、旅行やアクティビティにお金をかける余裕があるので夏が閑散期となってしまうのは仕方がないのかなと私なりに分析しています。


ただ、私も家賃を払ったり生活をしていかなければいけないのでフリーランスであるが故不安はつきものです。今のところ、値段を下げる気もさらさらありませんが、このゆったりした時期は自分も恩恵を受けて休むことにしています。時間がある分、知識を育てることにエネルギーを使っています。例えば、レッスンの質をもっと上げるために英語やフランス語をもっと勉強したり、レッスン以外の収入(例えば投資など)の勉強をしたり、実際に行動に移したり、少しずつだけど今できることを探しています。最近私が受講した無料のお金のレッスンについて記事を書いたのでよかったらこちらもどうぞ!

そして、閑散期の夏以外に比較的レッスンをたくさんし、年間を通して暮らせるほどに保てています。


一つ私が心配していること

2021年7月現在、国によって多少のばらつきはあるものの、ワクチン接種がだいぶ始まっています。コロナによる外出制限などが緩和されてこれば、学校に通い始めることだって、留学に行くことだってできるようになります。

旅行で日本に行きたいから日本語を学ぶという生徒ももちろん多くいるかと思いますが、それ以上に日々の仕事や学校やアクティビティに再び追われ始めきっとここ2年間の様にはオンラインレッスンだけで稼いでいくのは難しいんじゃないかな…とも思っています。


まぁ不安要素を考え出したらきりがないですし気分も沈んじゃうので、人間ですもの頑張りすぎず、でも働かざる者食うべからずなのでほどほどに頑張っていきましょう~!


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3 Comments

  1. K says:

    こんにちは、Kといいます。コミュニティチューターになって大体4ヶ月経ちました。

    7月の半ばから新規生徒が不自然なほどパタリと来なくなって、今はレギュラー・準レギュラー生徒とのレッスンしかありません。
    バカンスや経済的な理由が考えられますが、新規生徒「だけ」がこないので、なんだかしっくりきません。
    一般的に、夏が明けたらまた新規生徒は来るでしょうか。初めの数ヶ月のプロモーションの時期にしか新規生徒が来ないということはないと思うのですが、、

    なにかアドバイスをもらえたら幸いです。よろしくお願い致します。

    1. harupaka says:

      Kさん、こんにちは!コメントありがとうございます。
      Preplyかitalkiかどちらか分かりませんが、「初めの数ヶ月のプロモーションの時期」とは、プロフィール強化のために自ら値段を低めにしている時ということで合ってますか?
      Kさんのプロフィールを実際に見ていないので何とも言えませんが、コロナ以降先生の数が急激に増えたため先生同士の競争も激しくなっています。

      特に私もですがコミュニティーチューターとなると、相当他の、特に資格がある先生より秀でた何か
      (例えば素晴らしい生徒からのレビュー。ただgood!やgreat!だけじゃなくて具体的にKさんの得意な分野が記してあるものなど)がないと
      これだけたくさん比較的安くても良いレビューの先生がいる中で、新しい生徒に選び抜いてもらう確率は低いのかな?と思います…  
      「自分が生徒だったら?」と考えてみるのもいいかもしれません。日本語でも多言語でも他の先生のプロフィールを見て、
      「どの先生のレッスンだったら今から始めてみたいという印象を持ったか?」逆に「なぜこの先生は無理って思ったか?」など
      研究して自分と比べてみるのもいいかもしれません。
      Kさんの良さはKさんが一番知っていると思います。まだ自分の良さに気付いていないなら、家族や友達に照れずに聞いてみてください。
      もし新しい生徒が値上げ後ぱたりと来ないなら、Kさんがしっくり来ていない様にもしかしたらバケーションの問題だけではなく
      「セルフブランディング」がまだやり切れていなくてもっと伸ばせるのかも!と思いました!
      私たちオンラインの先生は、自分が商品であり、自分が自分のマーケティング担当です。
      kさんの得意分野やいいところがもっと新しい生徒に分かりやすく伝わるといいですね!:)

  2. K says:

    harupakaさん、返信ありがとうございます。ここではitalkiを念頭に置いて質問させていただきました。

    たしかに何か差別化につながるポイントがないと、この状況ではきついかもしれません。僕の特性を活かしてレッスンを充実させて、良いレビューを集めるのがいいのかなと思いました。
    他の先生のプロフィールを見ることは全くしてなかったので盲点でした。他の先生のプロフィールと比べつつ、おっしゃる通り、自分の得意分野や良いところを探してみます。

    とても丁寧なアドバイスをいただきありがとうございました!

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